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RSI (相対力指数)

RSIとは、Relative Strength Index(相対力指数)の略で、金融市場におけるテクニカル指標の一つです。価格変動の強弱を示す指標であり、特にトレンド転換点を把握するためによく用いられます。

RSIは、過去一定期間の値動きに対して上昇幅と下落幅を比較することで、相対的な力を算出する指標です。一般的に、14日間を基準に計算されますが、他の期間でも利用されることがあります。

RSIが70以上になると「買われ過ぎ」、30以下になると「売られ過ぎ」と判断されることが多く、このような場合にはトレンドの転換点が近づいている可能性が高いとされています。

ただし、トレンドが出ている相場状況、強烈な上昇トレンド相場では70以上に張り付いたり、下降トレンドではずっと30以下に張り付く場面が多くあります。従って、強いトレンド時の安易な逆張り指標として使うなど、使いどころを誤ると簡単に担がれます。

経験則としては、80以上だと強い上昇トレンドが継続、20以下だと下降トレンドが継続、とみることがあります。

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BondoFXしょう

FX歴16年のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年BondoSignal開発。2同年に億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

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