プロフィットファクター(Profit Fuctor,PF)とは、「総利益÷総損失」で求められる比率のことです。EA(自動売買取引システム)の評価項目でよく用いられますが、裁量取引でも注目するべき指標です。
例えば、純利益が100万円、総損失が100万円だった場合、プロフィットファクターは1.0となります。純利益200万円、総損失が80万円ならプロフィットファクターは2.5となりかなり優秀です。
一方、システムトレードで3.0を超えるような場合は、カーブフィッティング(過度な最適化)といって、過去の相場の都合に合わせすぎたデータになり、今後の相場では使えないといったことがよくあるので、EAにおける高すぎるプロフィットファクターは要注意です。