ドル円の見通し
相変わらずドル円は膠着状態、144円フラット近辺からの逆張りロングが機能し、145円手前では跳ね返される相場が続いている。
なので、ドル円に関しては言及することが無くて困るが、クロス円が(特にユーロ円が先行して)上がりすぎの修正局面に入るつつあるかもしれない。
昨日、1時間足でブルトラップからの下値割れでショートしたが、日足の形状もアタマ打ちのかたちに移行しつつある。
6/27の記事で書いたように、ユーロ円は中長期のオシレーター系で買われ過ぎになっており、IMMポジションも偏りが見られる。ただし、あくまで中長期なので、反転するのに時間がかかり、いざ反転すると過去の事例では3~12週間の下落期間が続く(もちろん下落一辺倒ではなく、ある程度の戻りも想定される)。値幅的には5~10円の下落になることが多い。
ユーロ円の下落が本格化してくると、ドル円もそれに引っ張られて円高(144円割れ)に向かうシナリオも考えられる。
いずれにしてもドル円は144.00~144.70あたりの狭いレンジのため、レンジ逆張りでちょろちょろスキャりながら、ユーロ円がこのまま下落していくのか、ポンド円が下落基調に入ってくるか、そしてそれらのショートのトレンドフォローに伸るか反るかに注目している。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
売りシグナルは+33pipsの利益。リミットが浅いが現状144.00~144.70あたりの狭いレンジのためトレンドフォローをやる局面ではない。現状は7/6(木)6時に確定した買いシグナル中。
7/6(木)の主な指標
10:30 豪・5月貿易収支
15:00 独・5月製造業受注
17:30 英・6月建設業PMI
18:00 ユーロ圏・5月小売売上高
21:15 米・6月ADP民間雇用者数
21:30 米・5月貿易収支/新規失業保険申請件数
21:30 加・5月貿易収支
22:45 米・6月サービス業PMI(確)
23:00 米・6月ISM非製造業景況指数/5月JOLT求人件数
00:00 米・EIA原油在庫