ドル円の見通し
昨日、直後にツイートもしたが、財務省の神田財務官から為替介入発言があった。発言文言の介入レベルから言えばレベル4で、残るはレベル5のみである。プライスレベル的にはやはり145円が意識されているのであろう。
それを受けてやや円高に振れたが、それも143円フラットあたりまでに留まっている。
仮にこのまま小動きで時間経過していくと、上昇チャネルの下限ラインを割れることになる。そうすると下に振れやすくなるだろう。下限ラインを割れずにそのままチャネルラインに沿って上昇する場合は、144円台乗せのトライすることになる。ただ、前述のように介入警戒感があるので上値も重いだろう。
今週は半期末、月末、週末が重なるので、実需によるポジション調整が出やすい。実需は当然テクニカルが効かなくなるので要注意である。
チャート的には、6/26の日足で十字線が出た。そしてそれは6/23の大陽線に孕まれている。つまり、ローソク足プライスアクションとしては、前日高値143.70、前日安値142.90をブレイクした方に走るということである。
仮に安値142.90を割れると、上昇チャネル下限のラインも割れるので下げ足を速める可能性があるだろう。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
6/21の買いシグナルは最大188pipsの利益。現在は6/26(月)21時台に売りシグナル点灯、22時に確定。
6/27(火)の主な指標
17:00 ラガルド・ECB総裁 講演
17:15 ディングラ・英MPC委員 講演
17:30 パネッタ・ECB専務理事 / テンレイロ・英MPC委員 討論会出席
18:30 エルダソン・ECB専務理事 討論会出席
20:00 シュナーベル・ECB専務理事 討論会出席
21:00 メキシコ・5月貿易収支
21:30 米・5月耐久財受注(速報値)
21:30 加・5月消費者物価指数
22:00 米・4月FHFA住宅価格指数/S&P/CS住宅価格指数
23:00 米・6月CB消費者信頼感指数/5月新築住宅販売件数