相場感

7/13(木)ドル円の相場感と今日の主な指標

ドル円の見通し

昨日の弱いCPIをキッカケに、節目が集中する140.00~138.50の領域を超えて、138.15どころまで下落したドル円。ここからオーバーシュートする可能性もあるが(すでにオーバーシュート”済み”かもしれない)、ここからの下落は限定的だという見方に変更はない。

なので、追撃で売ることはせず、まずは転換を待ちたいと思う。

根拠としては昨日の記事に挙げた①~④のテクニカル要因以外にもいくつかある。

まず、ドルインデックスもいいところまで下げたので(日足では長期サポートとなっていた100.80を割れてはいるが、節目の100.00や99.91がある)、一旦ドル安も止まると思われる。ユーロドルやポンドドルなどのドルストレートもそれぞれ節目を若干ブレイクしてきているが、それらがこれからも上値追いを続けられるのかといえば、微妙なところだろう。

また、ドル円は日経平均と連関しているわけだが、「日経がダブルトップをつけた」という論調が多いが、果たしてどうだろうか?ぼくとしては、上昇トレンド中の「下降チャネルの中のもみあい」ではないかとみている。つまり、”上昇トレンドの中の踊り場”という見方である。一方、ダブルトップは天井を示唆するかたちなので33700円で天井をつけたという見方である。見方としては大きな違いとなるわけだ。

相場サイクル的なものとしては、来週から7月も後半戦となり、今週いっぱい(ややもすると週の後半となる本日木曜日の欧州時間やNY時間から)で下落波動は終了し、来週から転換してくる可能性もある。

とはいえ、まだ逆張り的にロングできる状態ではなく、あくまで「追撃売りは慎みたい」ということである。

一方で、さらなる下値攻めしてくる場合は、5月の高値である137.50~60どころがサポートポイントである。

なお、さらにその先のことを言うと、仮に転換して上昇波動となっても、それは「大きな下落波動の中の修正の戻し」という位置づけなので、あまり長くは持ちたくはないロングである、ということは付け加えておきたい。

BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート

7/6(木)からずっと売りシグナル継続中。今日で1週間。絶賛マイナススワップであるw

7/13(木)の主な指標

15:00  英・5月GDP/貿易収支/鉱工業生産
18:00  ユーロ圏・5月鉱工業生産
20:30  欧州中銀(ECB)議事要旨

21:30  米・6月生産者物価指数/新規失業保険申請件数
23:30  米・EIA天然ガス貯蔵量

時間未定 独・5月経常収支

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しょーちゃん

FX歴16年目のトレーダー。2008年リーマンショック直前よりFXを開始。苦節9年もかかり、”トレードの本質”と”自己最適化トレード”を見出し、現在は週間・月間では負けナシ。スキャル~短期デイトレが中心。妻の第二子妊娠を機にスイングトレードも取り入れるべくMT4用ツール【BondoSignal】を開発。2023年はドル円のみで+9134pipsを稼ぐ。それを使ったメルマガトレードを無料で配信中。

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