ドル円の見通し
相変わらず1円幅のレンジである。
一昨日の日足ローソクの大陽線で140円をクリアブレイクするかと思いきや、昨日の新規失業保険申請件数が予想を上回ったことで下落した。がしかし、139.10~138.70のサポート帯に支持されている。こうなるともう来週のCPI、およびFOMC待ちといった様子。140を上に抜けるか、138.70を下に抜けるか?
中長期ではまだ上方向の余地はあるとみているが、短期的には137.50まで試す可能性はある。ただ、中長期で上方向といっても145円が限界値と考えている。フィボ61.8%の142.50あたりまでしか上がらないかもしれない。150円に届くとか、最高値152円どころをブレイクしていくとは思っていない。
銘柄選択としては、上昇余地の限られたドル円よりもドルストレートは(特にユーロドルなんかは)まだ上昇余地があると思っているので、中長期的にはクロス円のほうが旨味があると思っている。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
6/8(木)の買いシグナルは▲117pipsの損失。上述のようにドル円は1円幅のレンジなので天井(底)でのシグナルは損失となってしまう。現在は6/8(木)23時に確定した売りシグナル中。
6/9(金)の主な指標
10:30 中国・5月消費者物価指数(前年比)
10:30 中国・5月生産者物価指数(前年比)
21:00 メキシコ・4月鉱工業生産(前月比/前年比)
21:30 加・5月失業率
21:30 加・5月雇用者数変化