2/14公開の記事で、ドル円はロング方向、CPIの結果で下がれば押し目買いとしていたが、現状136円台まで上がってきた。
シーズナル的には、まだ2月月末まで下がりやすい傾向があるが、3月は概ね上昇方向だ。
となると、直近高値138.20あたりは近いうちにつけに行きそう。
チャート的にも非常に強いかたちになっている。
クロス円も上がってくるか
ドルストレートが弱かったため、ドル円が上がるもクロス円はなかなか上がってこなかったが、ここにきてクロス円(ここではユーロ円、ポンド円について言及)チャートのかたちがよくなってきた。
シーズナル的にはドルストの弱い期間がまだ続くが、チャート的には下げ渋る展開かもしれない。
そうすると、ドル円が上がれば、クロス円も上がってくることになる。
個別チャートでみても、特にユーロ円の日足は強いかたちだ。安値更新からの大陽線で143円に再びしっかりのっかっている。
ユーロ円個別のシーズナルでいえば、実は4月末まで強気なのである。2022年の最高値更新、150円に到達してもおかしくない。
ポンド円もユーロ円よりも弱いかたちではあるが、同じような状況だ。
まだ日足200MAの下にいるが、一度上抜けて落とされ、安値更新してからのまくり返しで大陽線が出ており、もう一度200MAに乗っかればより強さが増してくるだろう。
ただ、シーズナル的にはポンド円は3月中旬までは下がりやすい傾向にある。
てなわけで、ユーロ円のロングにうまみがありそうだ。