相場感

2021年3月8日~ポンド円 予想、ポンドドル 見通し。ドル円、ユーロドル、ドルインデックス、米国10年債、30年債も網羅的に要チェック!

「ポンドどうなる?」は毎週日曜18時頃に更新してます。

今のマーケットのテーマは、
米国の長期金利、10年債、30年債のゆくえ
だと思うんですが、

その背景にはアフターコロナですね。

財政出動からの景気回復、
インフレになるかどうか、
金融緩和からの引き締め転換のテーパリング
ということをマーケットが意識してくると、
株高も一旦終わる、というか大きく調整してくる局面が訪れる。

為替市場では、ドルが主役ということで、
ポンドの前に、
ドルインデックス、ユーロドル、ドル円もチェックしたいと思います。

ドルインデックス日足

長期の下落トレンドライン上抜け、
サポート確認

安値切り上げのダブルボトム

ダブルボトムのネックライン上抜け

現状は92のレジスタンス(レジサポ)に当たっている状態

一旦反落しても押し目をつけて
早晩レジスタンスを抜けて、94あたりまでの上昇(ドル高)
(ネックラインの等倍)

ユーロドル日足

ドルインデックスの写し鏡である

レジサポが日足、週足で抜け

チャネルラインの下限から反発しても、
200MAの1.1800、
38.2%の1.1700あたりまで下落を想定。

ダブルボトムの1.16までの下落もありえる。

ドル円週足

スピード違反的な棒あげ

ダイアゴナルを抜けてから、
ダイアゴナルの始点108.40への上昇を達成

月足・週足レベルの下降トレンドライン109.00円にあたりそう(あと60pips)

過去、このラインにあたると急落している

スピード調整に注意
(一旦ドル安・円高、もしくはドル高・円高(円がもっとも強くなるパターン)

ポンドドル見通し

ポンドドル週足

月足の壁にぶちあたり
やはり調整波動に入ってきた

ポンドドル日足

先週の動画で日足5連騰の起点、1.3840~60で下げ止まるがどうか、
と言っていたが、
まさに今そこで止まっている状態。

ここから少し戻す局面があっても、
調整波動全体としては、38.2%の1.3640~
5波の起点となっている1.3570あたりまでの調整を見込む

ポンドドル1時間足

先週の波動のイメージが残ってますが、
まさに動き的にはそんな感じでした。

もうちょい戻してもおかしくなかったですが、
1.400どころが限界で下落してきた。

ここからは、

戻しで1.3870を超えてくるかどうか。

雇用統計の上髭の高値とのダブルトップになってくれば、
下値から買ってる連中が投げてくる。

よりいやらしい動きとしては、
この1.3870を一回しっかり越えて、
1.3870近辺から売っている連中を損切させてから、
下落が再開するパターン。

つまり、売っている連中を損切させてから、
買っている連中も損切させてから
然るべき方向に走っていくパターン。

1.400まで上げたダブルトップのパターンが
まさにそういうパターン

下落再開になったときには
少なくとも直近安値1.3775を目指すが、

その先、1.3760を割れるかどうか。

ここが下値の勘所。

ここがまずきっちり割れてくると、
日足レベルのターゲットである
1.3600どころまでの下落が見えてくる。

逆に下落が再開せずに、または1.37755までつけて割らずに
ダブルボトムをつけて1.3900を越えてくると、
再度1.4000まで戻す可能性が出てくる。

そうすると、最後の下落波動C波の前に、
B波の戻りが1.3775から始まっている可能性もある。

なので、
1.39、1.3870、1.3760の攻防プライスアクションに注目

ポンド円見通し

ポンド円 週足

週足連騰記録更新中のポンド円

ポンドドルが下落しても、ドル円が強いので、
つなひきになるポンド円はやりにくい、
ポンドドル一択でもよい、

と言っていたが、レジゾーンを越えてきた。

なので、ポン円はブレイクアウトは手を出さずに、
スキャルに徹していた。

ポンド円 日足

先週の時点で陰線2連発だったが、下げる感じでもない、
わかりにくいとしていたが、
こういうパターンが本当にわかりにくい。

高値更新もしているが、ダブルトップにもみえる。

高値は買えないが、
後でいいますが、急落するなどした押し目は買い。

ポンド円 1時間足

150円どころの重さがあって、
149円どころのダブルトップなどの反転パターンを待ってから
売る方がよい、としていたが、ここまではその通りだったが、
150円どころの重さを突破してきてからは強かった。

1時間足をみても、あいかわらずわかりにくい

150.40の高値抜けがダマシにだとすれば、
149.00割れで一旦、ダマシ確定なので、
149.00割れで売り。

高値抜けがダマシではなく、
再度高値抜けする場合は、
さらに上を目指すことになるわけだが、
ちょっと買いたくない。

その場合というのは、
ドル円が109円に向けて上げて、
ポンドドルがある程度戻す過程ではあるが、

さっき言ったように、
ドル円109円が急落しているレジスタンスだし、
ポンドドルも調整局面の戻しだと思うので、
ポンド円は高値抜けではなかなか買いにくい。

シーズナル

3月は底値横ばいのパターンだが、

今年は2月は上昇軌道を描いたので、
もしかしたら半月~1ヶ月ほど後ズレしている可能性もある。

IMMポジション

3/2(火)が最新

ロング  +65138
ショート -29056
ネットロング +36082

先週からロングも若干減ったが、ショートがより減ったので、
差引のネットロングが増えている

ここから調整局面が本格的になってきて、
ショートが減って、ロングが増えていくのかどうか?

まとめ

ポンドドル

調整局面に入っているが、
調整3波のうち、戻しのB波がこれからあるか、
それともすでにB波は1.400でおわっていて、
一気に下落していくかどうか。

それの見極めが、
下値1.3760を割れるかどうか、
上値1.3900を上抜けするかどうか

大局的な流れとしては、
1.3550~1.3650を目指す動き。

ポンド円

ドル円強、ポンドル弱の綱引きで、
今は円が一番弱いので、ポンド円は上がってはいるが、
ドル円の動き次第では急落する可能性もあるため、
高いところは買いにくい。

逆に急落した押し目は買いたい。

もしくは、押し目の秒スキャ、分スキャに徹したい。

  • この記事を書いた人
アバター画像

BondoFXしょう

FX歴16年のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年BondoSignal開発。2同年に億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

-相場感

© 2024 BondoFX