ドル円の見通し
本日11/23(木)は日本、米国ともに休場である。欧州は開いている。
147.16まで下落したドル円だが、昨日には149.75まで戻している。これは高値151.90から147.16のフィボナッチ50~61.8%の間の価格帯である。61.8%はちょうど150円近辺である。
151.90の今年の高値からすでにトレンド転換し下落波動(円高トレンド)に入っているなら(その可能性が高い)、戻っても150.10~20あたりまでだろう。151.90→147.16が1波、147.16からの戻りが2波(←今ここ)、次が147.16を超える円高の3波となる。
仮に上昇チャネル内に戻るとなると(現時点で150.80以上が必要)、再び高値を伺う展開となるが確率としては低そうだ。
次の下落波動に入る目安としては、147.16からの上昇トレンドラインを割れる、148.80を割れることが下落波動入りの合図になるとみる。
中期的なターゲットとしては、2024年前半に130円処を目標としたい。
トレードアイデア
すでに米国が感謝祭で週末まで市場参加者が少ない状況が続くため、チョッピーな相場になるか、動きが少ない相場になるので注意。ここぞとばかりに欧州勢が欧州時間に仕掛けてくる可能性も大いにありえる。
ドル円は上述した上昇トレンドラインで反発し、まだ戻り相場が続くのかどうかを見極めたい。
トレンドラインのファーストタッチをロングでスキャルし、148.80が割れればショートでついていく。
それと同時(になるかどうかはわからないが)、ユーロドル、ポンドドルが上昇トレンドに復帰するかに注目したい。特にユーロドルは、過去20年間のシーズナルに従えば、年末までユーロ高になる傾向が強い。少なくとも7月の高値1.1277を超えてきてもおかしくない。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
11/16(木)の売りシグナルは、最大で+347pipsの利益。
現在は11/22(水)6時に確定した買いシグナルが継続中。
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