ドル円の見通し
円が売られているというよりもドルが買われていて、介入警戒感がありながらも145円半ばまでジワジワ上昇中のドル円である。
ドルインデックスをみると、7/18の安値99.6から上昇トレンドを描いており、7/6の高値103.57のダブルトップに届きそうな勢いである。現在はその手前の下降トレンドラインにぶちあたって一旦止められている状況。
ドルインデックスが103.57で止まるとするならば、ドル円も145円台にとどまる可能性が高い。
ドル円チャートでは上昇ウェッジのエンディングダイアゴナルが出現しており、通常これは上昇の最終局面である。(現状ではさらにトレンドラインの上辺を突破しようとしているように見える)
一気に1円2円などスピード感を伴って相場が動けば、日銀のレートチェックや口先・実弾介入などが入るが、こうもジワ上げだと口先もやりにくいというのはあるだろう。(あとお盆休みってのもあるか?)
高値としては、昨日と同じく
(1)145.60 a波の1.618倍の水準 すでに現時点でほぼ到達。
(2)147.20 N計算値 145.60を突破したからといってここまで伸びるとは思わないが。
押し目サポートとしては、
(1)145.00
(2)144.41
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
買いシグナル継続中。すでに+300pips突破しており介入警戒感もあるので利食ってもよいだろう。
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8/15(火)の主な指標
08:50 日・第2四半期GDP(速報値)
10:30 豪中銀(RBA)議事要旨
11:00 中国・7月小売売上高/鉱工業生産
15:00 英・7月失業率
18:00 独・8月ZEW景況指数
18:00 ユーロ圏・8月ZEW景況指数
21:30 米・8月NY連銀製造業景気指数
7月小売売上高/輸入物価指数
21:30 加・7月消費者物価指数
03:00 米・FOMC議事録公表
05:00 米・6月対米証券投資収支