ドル円の見通し
本日、米国は休場である。
さて、昨日はこの相場感で書いた通り、144円台でのチマチマした押し目買いの回転売買を貫いた。今日も、スキャルピングレベルでの押し目買いを徹底しながらの取引となるだろう。
ドル円の介入警戒感もそうなのだが、先週の臨時便記事で書いたように、ユーロ円やポンド円が中長期的に「買われ過ぎ状態」にあるため、そちらに注目している。
例えば、ドル円が膠着している間に、ユーロドルやポンドドルが下げることでユーロ円、ポンド円が下落、つれてドル円も円高に、、というシナリオもあり得る。これらのクロス円がしかも中長期で反転し始めると、3~12週間ほどで10円くらい下落することが過去事例からすると多いため、転換のサインを見逃さないようにしている。
また、「ユーロ円での介入」もウワサされているがどうだろう?円高時の円売り介入は昔やったことはあるが、円安時の円買い介入は例がない。
現状、ユーロ円、ポンド円ともにまだ高値圏でのレンジとなっている。もう一段上昇する可能性もあるし、このまま時間経過とともに反落してくる可能性もある。まだどちらともいえない状況だ。
さて、ドル円のテクニカルだが、
サポート1としては引き続き、144.00~144.10からの押し目買い。昨日もここからの押し目買いが奏功した。
サポート2としては、143.50~60レベル。
143円台ローに突っ込みそこから上昇できない場合は、チャートの形状が変わり、戻り売りの相場に変化する可能性が出てくる。なので、「144円を割ってきたらややもすると転換するかもしれない」とアタマの片隅に一定の警戒感をもっておいてもよいだろう。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
6/30の売りシグナルはドテンで▲51pipsの損失。現在は、7/3(月)17時に確定した買いシグナル中。
7/4(火)の主な指標
13:30 豪中銀(RBA)政策金利発表
15:00 独・5月貿易収支
※米国、メキシコ休場