ドル円の見通し
注目していた133.30~134.30の1円幅のサポートゾーンだが、見事にサポートされ反発している状況。
5/5~5/10までゆるやかな上昇チャネルを形成し、5/10の大陰線でそのチャネルを下抜けしたが、現状そのチャネルを上抜けしており、一種のダマシのようなかたちで上昇に勢いがある状況である。中期的には直近最高値の137.70を目指すとみているが、シーズナル的にはレンジなので、一足飛びには上昇できず、上下動をくりかえしながらの動きになるのではないだろうか。
直近のサポートとしては、135.20~40とみている。その下だと直近の上昇の起点となっている134.70あたりだろう。上目線ではあるが、高いところからの上値追いはせず押し目買いに徹したい。
BondoSignal(ボンドシグナル)ドル円1時間足チャート
5/10点灯の売りシグナルは+64pipsの利益。5/11の記事で「サポートゾーンに入っているので、この売りはあまり長く持ちたくない」と書いていた通りサポートで反発した。
5/12(金)15時台に買いシグナルが点灯、16時に確定して、現状では+110pips程度の含み益である。上述したとおり、137.70まで一直線に上昇するとは思っていないため、いま136円のキリ番に近く、100pips以上の利がのっていることもあり利食いしてもよいだろう。利食い千人力である。
5/15(月)の主な指標
18:00 ユーロ圏・3月鉱工業生産(前月比/前年比)
21:10 ナーゲル・独連銀総裁 講演
21:15 加・4月住宅着工件数
21:30 米・5月NY連銀製造業景気指数
21:45 ボスティック・アトランタ連銀総裁 挨拶
22:15 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁 会議出席