相場感

シリコンバレー銀行破綻でリスク回避の円高・株安

3/10(金)の米雇用統計は、雇用者数自体は予想よりも多かったが、平均時給や失業率が予想よりも悪かったため、ドル円は円高に振れた。

と思ったが、それよりも米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻により、急激に円高が加速し、134円フラットどころまで下落した。

原因はどうあれ、3/10の記事でも書いたように、結果的に135.30を割れたら、133~134あたりまで下落する可能性を見ていたので、想定しておいたことが功を奏した。

リーマンショック以来の最大規模の銀行破綻と騒がれており、これがどのくらい波及するかはわからないが、一時的な円高はまだ続く可能性はあるものの、過度なリスク回避の円高にはならないとみている。

それこそ、シーズナル的には3/17(金)頃まで円高の流れになりやすいと出ているが、自ずとまた円安の流れに切り替わってくるのではないか。

つまり、中期的な目でみれば、それはやはり「よい押し目」を供給してくれているのではないかと考えている。

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しょーちゃん

FX歴16年目のトレーダー。2008年リーマンショック直前よりFXを開始。苦節9年もかかり、”トレードの本質”と”自己最適化トレード”を見出し、現在は週間・月間では負けナシ。スキャル~短期デイトレが中心。妻の第二子妊娠を機にスイングトレードも取り入れるべくMT4用ツール【BondoSignal】を開発。2023年はドル円のみで+9134pipsを稼ぐ。それを使ったメルマガトレードを無料で配信中。

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