相場感

日銀新総裁はバーナンキとMIT同級生の植田和男氏に決定か

日銀総裁人事の報道や思惑でドル円が動いた。

ハト派の現副総裁である
「雨宮氏で調整」の報道が出て1円ほど円安に振れた(事前情報どおり)。

このときはチャートを見られず見逃してしまい、手が出せず。

そして、2/10(金)に日銀審議委員経験者の
「植田和男氏で調整」の報道(Badサプライズ)。

雨宮氏以外は円高方向にベットするAIプログラムも働いたようで、

しかも、事前報道には名前が挙がっていなかった
「植田って誰??」ということもあり、
1円ほど円高に。

このときはチャートを見ていたが、
円高にふれているときに、
植田氏の情報を検索すると
2008年の審議委員時代の情報が主で
どうやらハト派の学者のようだ。

それがマーケットに周知されれば
おそらく戻すだろう、ということでドル円ロング。

この植田氏、MIT(マサチューセッツ工科大学)で博士号をとり、
同期にはベン・バーナンキ(FRB議長、22年度ノーベル賞)、
ローレンス・サマーズ(財務長官、ハーバード大学長)、
ポール・クルーグマン(ノーベル経済学賞)がいるらしい。

てことで、植田氏の「日銀の政策は適切。金融緩和の継続が必要」のコメントが出て、
円高に振れたぶんはいってこいで戻し、結果的に僕の思惑が奏功した。

実際の人事は2/14(火)に発表予定。

ドル円は底打ち感アリ。3月末まで円安方向か

さて、ドル円チャートをみると、
127円台での底打ち感が鮮明になってきた。

2月のシーズナルパターンだと、
2/15(水)が転換点となっている。

中期的には3月末までに138~140円をターゲットでみている。

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BondoFXしょう

FX歴16年のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年BondoSignal開発。2同年に億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

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