織田ボンドです。
今週はドルインデックス、ユーロドル、ポンドドルがそろって重要な節目をわってきました。
■ドルインデックス日足、週足
週足では大陽線で高値94.7を抜けて、95の節目を抜けて終えている。
ただ、日足をみるとコマ足的なローソク足。
ドルインデックス シーズナルチャート
11月中旬頃がピークで年末にかけてドル安で落ちていくパターン
週足で過去を見てみると…
2020〇 下げ(下げトレンド中)
2019〇 下げ(高値圏からの下げ)
2018△ 高値からの下げ(横這い 高値圏での横這い)
2017〇 下げ(下げトレンド中)
2016× 上げ(上げトレンド中)
来週、11月中旬から後半に移ってくるところで
ドル高が一旦ピークになる可能性。
ユーロドル日足、週足
ユーロドル日足をみると、節目としていた1.15を割れて
ドルインデックスと同じくコマ足
週足だと次は1.14前半あたりで
いくつか左側の高値がピュンピュン出ている止まる可能性。
ユーロドル シーズナル
11月中旬~年末にかけてユーロ高になりやすい傾向
2020〇 上げ(上げトレンド中)
2019〇 上げ(安値圏からの上げ)
2018〇 直近安値からの上げ ★ドルインデックスと違う
2017〇 上げ(上げトレンド中)
2016× 下げ(下げトレンド中)
一番近いのは2018年のパターンか。
下げトレンドが継続してきて、直近安値をちょっと割れてからのやや戻し(最安値から300pips程度の戻し)
下げ止まるには、下げ止まりのパターンのローソク足が出てからなので、
直近は、まだ下げ継続か、安値圏のもみあいパターンになりそう。
ユーロポンド日足・週足
ユーロポンドに一目をあててみると、
直近はポンド安でユーロが上げたが
日足・週足をみると
やはりユーロ安の傾向。
そうなると、
ポンドはユーロよりも戻しやすいと考えられる。
ポンド シーズナル
11月中旬からダブルボトムをつけて
12月半ばまで上げやすい季節性。
ポンドドル見通し
ポンドドル週足
先週、1.34のダブルボトムを割れなければ
戻しのタームに入るかも・・・
と言っていたが、
ザラ場でその安値を割れた。
が
週足では下ヒゲとなり、ローソクの実体は1.34割れを回避して
現状1.3420レベル
ポンドドル日足
もうちょい、あと10pips程度で陽線包み足になりそうで、
そうすると反転足の完成だったが、包み足にはなっていない。
が、そろそろ来週あたりで底を打って
反転していくタイミングがくる可能性。
日足で直近安値1.3350を割れて確定する日があるかどうか。
ポンドドル1時間足
過去の動きを参考に。
(下に引っ張る動きがトリガーになって上昇)
(そのあとそのトリガーが失敗して下落。大きなトレンドは下落トレンド)
時間足だと1.3380のバトルゾーンを割れるかどうか。
明確に割れると直近安値を試すか、割る動きになってしまう。
ポンド円見通し
ポンド円週足
十字線が出た
ポンド円日足
152.40~153.40の壁の下値まで差し込んだが
そこからやや反発。
61.8%はキープ。
152.10どころには200MAが上がってきている。
これもアノマリーだが、
感謝祭前後からクロス円が上げだす。
(株が上げやすい、円が売られやすい季節性)
というわけで、
まだ反転のかたちは何も出ていないが、
下がりにくい要素はなかなかに揃っている。
ポンド円1時間足
152.40~153.40の壁に入り込んでからは
あきらかにガチャガチャやってる。
153.80を超えないと、反転したとは言えない。
まずはその手前、
153.00どころの節目を超えて、
チャネルの下限も超えられるかどうか。
152.40を割れると、
152円フラットにある200MAタッチ。
前回(2回)同様、少し割れる場面があるかもしれないが、
200MAの角度を考えると、
ここをガンガン割れて下げていくのは考えにくい。
まとめ
ポンドドル
そろそろ下げ止まり~反転上昇のタームに入ってくるか
1.3350割れがあるかどうかを見ながら、
反転の足、反転のパターンを待つ
1.3450あたりをしっかり超えてくると、
思いのほか、戻りが速い可能性がある。
ただ、下落トレンドではあるので、
1.350を超えたあたりでは戻り売りが入ってくる。
ポンド円
こっちも下げ止まり~反転上昇に転じてくるか
こっちは上昇トレンドの中の調整波とみているので、
ポンドドルよりもポンド円の方がロングの妙味がある。
仮に152.40割れで152円フラットまでの下げはあるかもしれないが、
200MAに支えられるだろう。
季節性も相まって
上昇トレンドへの復帰を狙いたい。