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10/4(水)ドル円の相場感と今日の主な指標

ドル円の見通し

ドル円は昨日、23時の指標JOLTSの発表後に150円を突破したが、その直後に147円台まで急落した。神田財務官はノーコメントだが、円絡みだけが独歩高になったのでおそらく当局が実弾介入を行ったのだろう。

しかし、前々から言われていたように「介入で下がったところは買い(ロング)」という機関投資家が多く、現在は149円台に戻ってきている。

150円が防衛ラインというのが確認できたが、去年の例をみれば最初の介入から5円以上踏みあげられている。それを踏襲するならば、少なくともマーケットは2022年の高値151.95を取りに来る動きに出てくるだろう。

だがしかし、前回は介入の際に5円以上下落したが、昨日は3円未満の下落だった。当然当局も上記のような投資家の考えはわかっているから、1回分を2回に分けて打ってくるのではないか?つまり、再度150円を突破してきたらそこで2回目の介入を行い、絶対に150円を割らせないという意思表示をマーケットにわからせるためだ。(チャート的にダブルトップとなる)

さて、テクニカル的にみると、148.50が日足の実体で割れるかに注目していたが、長い下ヒゲが出ただけで終わった。

下ヒゲの先端までを捉えれば、9/15あたりまでのローソクをすべて包む”陰線包み足”だが、実体だけでみれば9/27までのローソクを包む包み足である。包み足のテクニカルセオリーに従えば、昨日の高値150.16を抜ければ上方向に加速、実体の下限149.00どころを下抜ければ下方向に加速、もしくは148.50を抜ければ円高方向にトレンド転換の可能性を考える。

ただ、前述のように150.16を抜けてくるようだと再度介入してくる可能性が高まるだろう。

トレードアイデア

介入が実際に入ったことでドル円は俄然やりにくくなった。それまでは、毎度書いていたように、介入を警戒しながらも浅い押し目買いが奏功していたが、今後はいつ2回目の介入がくるかわからない。

節目節目のレジサポを切り取りながら、より保有時間を短くし、スキャルピングで売りも買いもやっていく、という戦略に切り替える。

個人的にはドル高もユーロ安もそろそろ限界に達するのではと思っているのだが、まだ上げ止まり・下げ止まりの兆候は出ていないし、この瞬間も米10年債利回りはグングン上昇している。

非常にムズカシイ局面である。

BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート

9/29(金)の買いシグナルは最大+70pipsの利益。

現在は10/3(火)25時に確定した売りシグナル中。

(画像クリックで拡大できます)

10/4(水)の主な指標

16:50 frfFRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 9月 43.9 43.9
16:55 demDEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 9月 49.8 49.8
17:00 eurEUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 9月 48.4 48.4
17:00 eurEUR ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
17:30 gbpGBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 9月 47.2 47.2
18:00 eurEUR 小売売上高 前月比 8月 -0.2% -0.3%
18:00 eurEUR 小売売上高 前年同月比 8月 -1.0% -1.2%
18:00 eurEUR 卸売物価指数(PPI) 前年同月比 8月 -7.6% -11.6%
18:00 eurEUR 卸売物価指数(PPI) 前月比 8月 -0.5% 0.6%
20:00 usdUSD MBA住宅ローン申請指数 前週比 -1.3%
21:15 usdUSD ADP雇用統計 前月比 9月 17.7万人 15.3万人
22:45 usdUSD サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 9月 50.2 50.2
22:45 usdUSD 総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) 9月 50.1 50.1
23:00 usdUSD 製造業新規受注 前月比 8月 -2.1% 0.2%
23:00 usdUSD ISM非製造業景況指数(総合) 9月 54.5 53.6
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BondoFXしょう

FX歴16年のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年BondoSignal開発。2同年に億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

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