ドル円の見通し
FOMCでタカ派姿勢継続が示されたことで、米10年債利回りが高値4.360%を抜け、ドル円も148円台に乗っけてきた。
日銀も結局はこれまでのハト派姿勢を継続することを示した。
ドル円レートが上がってきていることで、本邦当局からの口先介入の頻度も増えてきているが、ボラティリティーがあるわけではなく”ジワ上げ”のため、当局も実弾介入はやりにくいのかもしれない。そしてそれをマーケットは見透かしているような動きである。
とはいえ、今後さらに口先介入の文言を強めてくるようであれば、いよいよ実弾を引いてくる可能性が高まる。
テクニカル的には、先週月曜日(9/18)にも書いたように、いよいよもって上昇の最終波動をやっているところではないか、と思っている。今後の上値メドの目安としては、148.60、149.30、150.00あたり。なにかしらの下落トリガーが発動されるまでは押し目買いを続けるしかないのである。
トレードアイデア
というわけで、相変わらずの押し目買い戦略。
押し目ポイントとしては下記となる。
(1)148.00~10
(2)147.50~60
(3)147.00~146.80
9/1の安値144.50を起点とする上昇ウェッジの下辺ラインが現在147.70あたりにある。もちろんこの下辺ラインは日々上昇していくわけだが、この下辺を日足ベースでしっかり割れることが、下落転換への”弱いシグナル”のひとつとなるだろう。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
1週間更新が開いてしまったので、複数のシグナルが出ているため、その結果を時系列で記載していく。
①9/15(金)8時確定の買いシグナルは+70pipsの利益。
②9/21(木)2時確定の売りシグナルは▲66pipsの損失。
③9/21(木)7時確定の買いシグナルは+25pipsの利益。
④9/21(木)23時確定の売りシグナルは+55pipsの利益。
そして現在は9/22(金)14時台に点灯、15時に確定した買いシグナルが継続中である。
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9/25(月)の主な指標
17:00 独 IFO企業景況感指数 9月