ドル円の見通し
昨日のドル円は、ダブルトップのネックライン割れを果たした大陰線を帳消しにする大陽線が立ち、一旦ネックライン割れを無効化して、146円手前まで伸びた。
ドルインデックスを見ると、レジスタンスとなっていた103.57を突破しており、次の抵抗線である104.69を目指す強いかたちとなっており、そうなるとドル高必至となりそうだ。
ただ、今日はジャクソンホールにてパウエル議長らの講演があり市場の注目が集まっている。主要総裁の講演は下記の時間。(日本時間)
8/25(金)23:05 パウエル議長の講演
8/25(金)28:00 ラガルドECB総裁の講演
8/26(土)25:25 ブロードベントBOE(英中銀)副総裁の講演
テクニカル的には、ダブルトップの右肩高値146.40から、安値144.50の78.6%戻りが146.00となっているが、146円近辺が戻りの限界値かもしれない。
このまま続伸し、仮にダブルトップ左肩の高値146.56をもブレイクする場合は、ダブルトップのブレイクは強くなりがちなため、147.20あたりを目指すドル高円安に発展する可能性がある。
ただ、上述のようにパウエル議長の発言が控えており、また昨日から水星逆行、金星逆行が重複する期間に突入しているため、波乱の展開、またはトレンド転換となるかもしれない。
トレードアイデア
注目イベントを控え、週末ということもあり、休むも相場がよいだろう。
無理してやるなら、小さい押し目を見ながらドル高方向のスキャルピングに徹したい。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
8/22(火)の売りシグナルは+100pipsの利益。
現在は8/24(木)19時に確定した買いシグナル中。
(画像クリックで拡大できます)
8/25(金)の主な指標
08:30 日・8月東京消費者物価指数
15:00 独・第2四半期GDP(確報値)
17:00 独・8月IFO企業景況指数
23:00 米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
23:05 パウエル・FRB議長 講演
00:00 メキシコ・第2四半期経常収支
04:00 ラガルド・ECB総裁 講演