ドル円の見通し
6/30(金)に介入警戒ゾーンの入り口となる145円台に突入し(上髭)、期末・月末リバランスもあり144円ローまで反落した。145円台に入った際には、すかさず当局から口先牽制が出たが、裏を返せば145円台では実弾介入はやらないのかもしれない。
例えば、相場が試すように、それなりのスピードで146円にタッチするかしないか、もしくは146円にしっかり足を踏み入れたところで最初の介入を行う可能性はある。
つまりは、145円から下のプライスで押し目買いに徹してロングのみの回転売買をしていけば、なかなか負けにくいトレードが実現できるということ。
上値追いはできないぶん、割と浅いところからでも押し目を買って、保有時間も短く・値幅も小さくちまちまスキャルピングで取っていくイメージである。
下値サポートとしては、
サポート1が144.10~20どころ。
サポート2は143.60~70どころ。
7月に入り、2023年も半分が過ぎたことになる。年後半はガラっと相場つきが変わることもあり、特に7月後半~8月末あたりにかけてはシーズナル的にもドル円は円高になる傾向が認められるため、あまりロングロングで安心感を持っているとドカンとやられかねないため、まだ日柄があるとはいえ注意しておきたい。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
6/27(火)の買いシグナルは、最大で+123pipsの利益。現在は、6/30(金)26時に確定した売りシグナル中。
7/3(月)の主な指標
07:45 NZ・5月住宅建設許可
08:50 日・第2四半期日銀短観
10:30 豪・5月住宅建設許可件数
10:45 中国・6月Caixin製造業PMI
15:30 スイス・6月消費者物価指数
16:55 独・6月製造業PMI(確)
17:00 ユーロ圏・6月製造業PMI(確)
17:30 英・6月製造業PMI(確)
18:00 南ア・6月ABSA製造業PMI
22:45 米・6月製造業PMI(確)
23:00 米・6月ISM製造業景況指数/5月建設支出