相場感

6/29(木)ドル円の相場感と今日の主な指標

ドル円の見通し

144円台にしっかり乗せて、昨日は144.60まで上値を伸ばしたドル円。いよいよ介入ラインとみられる145円が近づいてきた。本当に実弾介入があるかどうかは別にしても、145円から上にガンガン行けるかはギモンである。

また、今週は散々くりかえしているが、期末・月末のドル売りフローも控えていると思われ、今日、明日はその流れに注目である。もし、大陰線などが出てチャートの形状が変わってくれば、この円安の流れも止まる可能性が出てくる。(クロス円などはかなり過熱感が高まっている)

目安としては、6/15を起点とした上昇チャネルを割れるかどうか。144円フラットあたりにチャネル下限がきているが、それを割ってさらに143円ミドルあたりを割ってくると、チャート形状的に天井を付け、下落の流れに変わる可能性が出てくる。

現状では、チャートが変わってこない限り売ることもできないが、上値追いするには高値掴みのリスクも高い。従って、消去法的に「押し目買い」ということになるが、実需のフローが出る場合テクニカルそっちのけになるため、この2日間はそれも難しい局面になってくる。

てことは、「休むも相場」が大怪我をしないためには正しいのかもしれない。

ちなみに、RSIは週足・月足ではまだ買われ過ぎ領域には達していない。先日のユーロ円分析の記事では、ユーロ円(やポンド円)はまれに見る買われ過ぎになっていることを示したが、ひとたびクロス円が下落タームに入れば、クロス円主導の円高になる可能性もあるだろう。

BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート

買いシグナル継続中。月末フローを考えればそろそろ利確しておいてもよいだろう。

6/29(木)の主な指標

10:30  豪・5月小売売上高
15:30    パウエル・FRB議長/デコス・スペイン中銀総裁 対談
19:00    ボスティック・アトランタ連銀総裁 講演

21:00  独・6月消費者物価指数(速報値)
21:30  米・第1四半期(確報値)GDP/GDP価格指数 / 個人消費/コアPCE/新規失業保険申請件数
23:00  米・5月中古住宅販売保留指数
23:30  米・EIA天然ガス貯蔵量

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BondoFXしょう

FX歴16年のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年BondoSignal開発。2同年に億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

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