ドル円の見通し
6/15(木)の日足ローソクが上髭の長い逆ピンバーで終わったので、一旦天井をつけた可能性もあると思ったが、6/16(金)のローソクはその逆ピンバーの安値も高値も上回る「陽線包み足」となった。
これにより、逆ピンバーは完全に否定され、むしろより強いかたちとなったといえる。高値抜けだけでなく、逆ピンバーの安値を一旦更新してから高値を抜けているというのがポイントだ。(これがいわゆる「包み足」のかたち)
上値ターゲットとしては、以前から示している最高値151.90から安値127.50のフィボ61.8%となる142.50。波動論や乖離率からすると上値余地は限られているとみるが、現状のファンダ、テクニカルともに円が買われる理由もない。ということで、チャートを見ながら押し目買いでついていくしかないと思っている。
下値としては、サポート1がサンドイッチラインとなっている141.50。サポート2が140.90(前回高値)となるだろう。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
6/16(金)午前3:00に確定した売りシグナルは最大48pipsの利益。現状は6/16(金)16時に確定した買いシグナル継続中。
6/19(月)の主な指標
※アメリカ、メキシコ休場
17:00 シムカス・リトアニア中銀総裁 経済予測発表
20:00 レーン・ECB専務理事 イベント出席
20:40 シュナーベル・ECB専務理事 会議出席
22:00 ビルロワドガロー・仏中銀総裁 会議出席
03:00 デギンドス・ECB副総裁 イベント出席