ドル円の見通し
昨日のCPIではじめはドル売りとなったが、22時からは切り返しの動きとなった。結局は三角持ち合いの下限をサポートにして上がったのであった。ということで、5分足ローソクの下ヒゲと複数のローソクのフォーメーションをみてロングした。
さて、現状は三角持ち合いの上限を抜けて140円台に乗せて日足確定。結局は「FOMC次第」という言い方になってしまうが、ドル円の下値は限定的とみている。
FOMCは、CPIの結果からみても事前予想通り金利は据え置きとなるだろう。注目はパウエル議長の発言とドットチャート。ドットチャートについては、2023年末の予想される中央値が引き上げられるかに注目。引き上げならドル高。パウエル議長の発言は、発言のトーンがタカ派的(→ドル高)なのかハト派的(→ドル安)なのかに注目である。仮にハトだった場合、押し目買いの好機を提供してくれるかもしれない。
テクニカル的には
上値レジスタンスは直近高値(Wトップ)の140.90。しっかり超えるとフィボ61.8%の142.50を目指す展開を想定したい。
下値のサポート1は三角持ち合い上限とサンドイッチラインが重なる139.60~70あたり。サポート2は139.00~138.70。このサポート2が破られるとチャートの形が変わり一旦下値攻めを想定することになる。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
買いシグナル継続中。CPIの下げでよく売りに転換しなかった(笑)。持っている人はFOMCまでに利確もアリ。利食い千人力。
6/14(水)の主な指標
07:45 NZ・第1四半期経常収支
15:00 英・4月GDP/貿易収支/鉱工業生産
18:00 ユーロ圏・4月鉱工業生産
20:00 南ア・4月小売売上高
21:30 米・5月生産者物価指数
23:30 米・EIA原油在庫
03:00 米・FOMC政策金利発表
03:30 パウエル・FRB議長 定例会見