相場感

6/14(水)ドル円予想と今日の主な指標

ドル円の見通し

昨日のCPIではじめはドル売りとなったが、22時からは切り返しの動きとなった。結局は三角持ち合いの下限をサポートにして上がったのであった。ということで、5分足ローソクの下ヒゲと複数のローソクのフォーメーションをみてロングした。

さて、現状は三角持ち合いの上限を抜けて140円台に乗せて日足確定。結局は「FOMC次第」という言い方になってしまうが、ドル円の下値は限定的とみている。

FOMCは、CPIの結果からみても事前予想通り金利は据え置きとなるだろう。注目はパウエル議長の発言とドットチャート。ドットチャートについては、2023年末の予想される中央値が引き上げられるかに注目。引き上げならドル高。パウエル議長の発言は、発言のトーンがタカ派的(→ドル高)なのかハト派的(→ドル安)なのかに注目である。仮にハトだった場合、押し目買いの好機を提供してくれるかもしれない。

テクニカル的には
上値レジスタンスは直近高値(Wトップ)の140.90。しっかり超えるとフィボ61.8%の142.50を目指す展開を想定したい。

下値のサポート1は三角持ち合い上限とサンドイッチラインが重なる139.60~70あたり。サポート2は139.00~138.70。このサポート2が破られるとチャートの形が変わり一旦下値攻めを想定することになる。

BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート

買いシグナル継続中。CPIの下げでよく売りに転換しなかった(笑)。持っている人はFOMCまでに利確もアリ。利食い千人力。

6/14(水)の主な指標

07:45  NZ・第1四半期経常収支
15:00  英・4月GDP/貿易収支/鉱工業生産
18:00  ユーロ圏・4月鉱工業生産
20:00  南ア・4月小売売上高

21:30  米・5月生産者物価指数
23:30  米・EIA原油在庫

03:00  米・FOMC政策金利発表
03:30     パウエル・FRB議長 定例会見

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しょーちゃん

FX歴16年目のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

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