ドル円の見通し
今週は注目イベント目白押しウイークである。特に下記。
13(火)米CPI
14(水)FOMC
15(木)ECB
16(金)日銀政策決定会合
FRBは金利据え置き、ECBは0.25の利上げ、日銀は変更なし、が市場のコンセンサスだ。ECBと日銀は変わらないだろうが、FRBはわからない。先週、オージーとカナダが予想外の利上げを行ったこともあり、13日のCPIの結果如何によっては利上げに動く可能性も捨てきれない。FOMC直前の指標数値も政策に影響を与えることがあるのだ。そのときは当然、ドル円は上方向に飛ぶだろう。
とはいえ、現状は7割程度が据え置きで織り込まれているので、このままだとパウエル議長の発言から、7月のFOMCにどうFRBが動くのかを探る展開となるだろう。
ECBは0.25の利上げで、関係者がタカ派な発言を行っている。日銀は植田総裁のコメントからまだ当分利上げはない。てことは、ユーロ円はもっと上がってもいいはずだが、たとえばポンド円にくらべれば出遅れている感がなきにしもあらず。とはいえ、いずれ高値151.60は超えてくるとみている。
さて、ドル円のテクニカルだが、今週のイベント待ちよろしく三角持ち合いの中の三角持ち合いとなっている。
ドル円4時間足チャート
上値は140円にしっかり乗せてくれば、高値140.90を目指す動きとなりやすい。
下値は138.70をしっかり抜けてくれば、137.50を目指す動きになりやすい。
が、いずれにしても、明日のCPIまでは三角持ち合いの中での小動きとみておく。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
買いシグナル継続中。で、含み損中。上述のように三角持ち合い上抜けとなれば利益になるが果たしてどうか?
6/12(月)の主な指標
16:00 トルコ・4月経常収支
16:00 トルコ・4月失業率