ドル円見通し
ドル円の上値にフタをしている26週MAが、先週から50pips降りてきて現在134.20あたりにある。そのMAに押し込められるようにドル円も下落している。
一方、ドル円を下支えしてきた13週MAは先週より30pips上昇し、現在133.30あたりにある。つまり、ドル円はこの80pipsの間に挟まれる展開が続き、いずれどちらかにブレイクしていくのだろう。とはいえ、週足のMAなので数十pipsのオーバーシュートはもちろんある。
他方、ユーロやポンドの強さがあるので、上述のようにドル円が(上がりもしないが)下がりもしないのであれば、ユーロ円、ポンド円のロングの方がドル円をチョイスするよりも旨味があることになる。
シーズナルをみても、これらの通貨ペアはドルに対して4月末まで上昇基調である。
また、今週金曜(4/28)は植田総裁になって初の日銀会合がある。YCCの修正があるかどうか、またその修正の時期が焦点となっているが、「現時点での修正はナシ、あるとすれば6月以降」というのがマーケットのコンセンサスである。注目はやはり修正の時期がいつ頃になりそうか、だ。それはまた金曜日の記事で書こうと思う。
BondoSignal(ボンドシグナル)ドル円1時間足チャート
BondoSignalは、4/21(金)28時に134.22で確定した買いシグナルが点灯中。現状アゲインストで含み損中である。その前の売りシグナルは4/21(金)21:30の指標前に利確済み。やはり指標前には逃げておくのが賢明である。
4/24(月)の主な指標
17:00 独・4月IFO企業景況指数
17:00 ポーランド・3月生産者物価指数/小売売上高
21:00 米・3月シカゴ地区連銀全米活動指数
23:30 米・4月ダラス連銀製造業業況指数