相場感

2021年3月1日~ポンド円 予想、ポンドドル 見通し。金利急騰、インフレ懸念、株式調整でドル高ならば、ポンドはどうなる?

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「ポンドどうなる?」は毎週日曜18時頃に更新してます。

直近の相場ですが、米国の10年債の金利が急騰して

一時的に1.6%を超えて、
それが嫌気されてアメ株、日本株が下落、

ドルが買われて為替市場も
全般的にドル高になっている状況です。

足元は10年債の金利は1.4%まで反落してますが、

昨日2/26(金)のNYダウもまた469ドル下げて
2日間で1000ドル以上の下げ。

日経平均は1200円の下げ。

NYダウ、SP500の日足、週足のチャートをみると、
もしかすると調整のタームに入ったかもしれず、
そうすると、よりいっそうドル高に傾いてくる可能性がある。

それらを踏まえて、ポンドの方をみていきましょう。

ポンドドル予想・見通し

ポンドドル週足

先週言っていた1.4~1.4350の壁、
月足レベルのレジスタンス
にぶち当たって、
ドンと入ってドンと押し戻されたような感じ。

一応、月足を確認。

ここは1回じゃ抜けないだろう。

ポンドドル日足

2/24(水)の上髭の長いピンバーっぽいローソクから
下落している。

ちょっと1時間足をみると、
この上昇は東京時間でつけている

東京時間でドルストが100pips以上動くてのは、
しかも月足の壁の中にいる状態で

これは上昇トレンドの「いたちの最後っ屁」か?

トレンドの最後にグワっと伸びることがよくある。
いわゆるセリングクライマックス、バイングクライマックス。

1.2670から続いてきた上昇トレンドは、
1.4240で終わった可能性。

1.2670からエリオット波動をカウント

1.3560からの最終5波は、
その特徴をよく表している。

ここからは

まず、5連騰した起点の
1.3840~1.3860のサポートで反発するかどうか。

このあたりから反発する場合は、
ダブルトップ(下値切り下げのダブルトップ)をつけにいく。

1.3840をあっさり割り込むのであれば、
1.3750あたりまでの下落。

いずれにしても一直線にどんどんサポートを
割り込んでいくかたちにはならないだろう。

通常であればABCの修正3波構成。

最終的にはどこまでの調整になるか?

38.2%の1.3650どころ、
または
5波の起点(4波安値)の1.3560どころが有力か?

もっと大きな視点でみると、
週足にきりかえ、

1.2670の上昇波は、3波の中の1波(3-1)とみる

調整に移行しているとすれば3-2とする

そうすると、次が3-3(サードオブサード)
トレンドフォロワーが絶対乗らなければならない
もっとも伸びるといわれる波動

その後、3-4、3-5と続くが、
最終的な3波動の目標値としては、

1波目が概ね2000pipsだとすると、
3波の標準値としてはその1.618倍なので、

1.2670に3200pipsを足すと、
1.5900あたり。
このあたりが3波の目標値。

ポンドドル1時間足

一気に時間軸を縮めます。

頂点からのいまやっている下落がA波とすると、
A波の中も5波構成になる。

今のもみ合いが4波だとすると、

次の5波の下落がやはり、
1.3840~60のサポートを突破するのかどうか?

ここで下げ止まると、B波の戻りに移行。

大衆心理的には押し目買い意欲。

左側のような底打ちの形になれば短期的に買っていく。

1.3980のサンドイッチラインを越えてくれば、
1.4100あたりまでの戻り。

しかし、B波の戻りは1.4100近辺で頭打ちとなり、
C波の下落へ。

ポンド円 予想 見通し

ポンド円週足

恐れ入りました!!

ポンドドル強×ドル円もやや強い=ポンド円はかなり強い

週足の連続陽線記録更新
11週連続陽線達成!

だけども、
週足レベルの壁があるので
ここは1回では抜けないだろうとしていたが、
ザラバで150円を突破したが、
押し戻されて長い上髭を引いたかたち。

150円という大きな心理的節目というのもある。

ポンドルと同じようにエリオット波動をカウントしてみると、
1波が1870pipsでその1.618倍はちょうど約3000pips程度。

3波の起点133.00から図ると、
163円どころが長期的なターゲット。

とりあえず、今週の高値150.40が3-1の頂点だとすると、
38.2%の143.80~上昇が加速した142.70あたりまで調整してもノーマル。

ポンド円日足

非常に判断がしにくい。

ポンド円1時間足

基本的にはポンドドルと同じく、
一旦頭打ちで、調整に移行すると思うが、

一方でドル円の強さも目立ってきているので
ポンドドルとの綱引きで、なかなかやりにくい状況。

直近は大陽線のはらみが続いているので、
はらみ足の高安を抜いた方についていくのがセオリー。

だが、上も下もビミョー。

上も売り圧力が強そう。

かといって下も、
147.30割れで売りが加速するような感じでもない。

ポンド円には手を出さず、
ポンドドル一択にするか、

150円近辺まで上がってきたら売りたたいてみる?

または149円どころで頭打ち感が漂うなら売ってみる。

シーズナルチャート

2月の下落を警戒していたが、
まったくもって逆の動き。

3月は前半で下落してから
もみあって4月から上昇というパターン。

IMMポジション

2/23(火)が最新

ロング  +68266 60269 60513
ショート -37288 38102 39395
ネットロング +30978 22167 21118

ポンドとしては、
どっちかに10万枚偏ると転換することが多いが、
直近2020年ではロング7万枚、ネットロング3万枚あたりで転換している。

まとめ

ポンドドル、ポンド円ともに、
月足・週足レベルの壁にぶちあたっている状況。

上昇トレンドからの調整に移行する可能性。

冒頭にいったように、株が調整に入ってくると、
リスクオフのドル買いで、特にドルストは調整波動に入ってくる。

というのも調整の根拠を強化する。

ただし、B波の見せかけの回復で、
高値近辺まで戻す動きもありえる(特にポンド円)ので、
今のレベルから思い込みで売らない。

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BondoFXしょう

FX歴16年のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年BondoSignal開発。2同年に億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

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