無料メルマガトレード実績 相場感

11/28(火)ドル円の相場感。目先のターゲットは?

ドル円の見通し

147.15の安値を付けてから戻り局面だったドル円だが、その戻りも149.70どころでアタマ打ちになった可能性が高くなってきた。波動論からすると、次は下落3波動目になるので、147.15を下抜けることになる。

下落3波のターゲットとしては、151.95→147.15の下落幅(4.8円)である1.618倍の値幅(7.7円)を、149.70から下にとった142円どころとなる。等倍なら145円どころだ。

最終的に5波構成であれば、前回も言及したとおり、中長期的には130円あたりまで下落してもおかしくないだろう。

ともあれ、まずは直近安値の147.15までの下落を見込み、そこを本当にブレイクするかどうかを見極めたい。

ローソク足のプライスアクションとしては、11/20の大陰線、11/21の下ヒゲの長い十字線(というか実体が極小のピンバー)、11/22の大陽線の3つのローソク足をみると、直近高値を更新してもおかしくないような反転のフォーメーションである。しかし、フィボナッチ50%~61.8%の戻りでアタマ打ちとなった可能性が高く、このまま直近安値147.15を下抜けるなら、上記3本のローソク足は”ダマシ”(フェイク/ブラフ)とみなされるため、やはり下落に拍車がかかることになるだろう。

需給でいえば、これもくりかえしになるが、円ショートが▲10万枚あり、年末が近づいてくることを考えれば、ショートポジションの決済・巻き戻しで円買いとなるため、これもドル円が下落方向に傾くバイアスとなる。

また、トレーダー心理面も鑑みれば、147.15を下ブレイクするとなると、これまで「円は売っときゃいい」と思っていた連中のぶん投げ(決済・損切)が起こるだろうから、そういう面でも注目の価格帯である。

トレードアイデア

というわけで、ドル円のトレードとしては戻り売りで、147.15割れ、つまりは146円台に入るなら追撃売りを仕掛けるところである。

別の視点でいえば、引き続きとなるが、ドル安の鮮明化、円売りの巻き戻しの本格化であれば、ユーロドル、ポンドドルの買いを狙いたい。シーズナル的にもユーロは年末高の傾向が強い。

BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート

11/22(水)の買いシグナルは最大で+130pipsの利益。

現在は11/27(月)13時に売りシグナルが確定、継続中。

(画像クリックで拡大できます)

  • この記事を書いた人
アバター画像

BondoFXしょう

FX歴16年のトレーダー。会社員の傍ら2008年にFXを開始。リーマンショックで売りから入ったにも関わらずなぜか全損。スキャル、デイトレ、スイング、自動売買とあらゆる手法に手を出し、苦節9年かけ2017年ようやく勝ちが上回るようになる。2019年ほぼ専業体制に移行。2022年BondoSignal開発。2同年に億トレ。2020年5月から月間で負けナシ連勝記録更新中。現在はスキャル~短期デイトレが中心。2児の父。ゼロサムな為替市場において、日本人トレーダーは欧米のヘッジファンドの搾取対象です。一人でも多くの日本人トレーダーが勝ち続けられるよう、十数年のノウハウをシェアしていきます。

-無料メルマガトレード実績, 相場感

© 2024 BondoFX