ドル円の見通し
昨日の記事で書いた、4時間足が大陰線のはらみ足で決まれば、下落転換への”小さなシグナル”としていたが、そこから142.06どころまで下落した。
141円台までつっこんで日足が終われば、もっとしっかりとした転換シグナルになったと思うが、土俵際いっぱいで残った。
従って、今日の雇用統計の数字が良ければ、また円安方向に戻る目はある。
逆に、悪い数字となれば141円に突っ込んで、いよいよ前日高値143.89でトップアウトの可能性が濃厚になってくる。そうなるとまずはジグザグしながら137円どころに向けての下落波動再開となるだろう。
雇用統計次第になるので、テクニカルは無効になる可能性がある前提として書くと、
雇用統計が良かった場合は、143.89を超えるのか、はたまたダブルトップになるのか?143円台でクローズすれば、まだ来週に高値更新、円安トレンド継続の可能性は残るだろう。ただ、高値を一時的に超えてもフェイラーになれば、それは下落のシグナルとなる。
雇用統計が悪かった場合は、141円台ないし141.50以下で週末値が決まれば、トレンド転換が確定的となってくる。
そして、20年シーズナル的には来週から円高傾向が強くなってくる。そしてそれは8月下旬まで続くようだ。しかし、その後はジグザグしながらも年末まで円安トレンドになるのだ。もし仮にこの通りになるとしたら、8月のドル円はどこまで落ちるだろうか?やや気が早いがちょっと楽しみではある。まずは今日の雇用統計を見届けたい。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
8/2(水)の買いシグナルは最大で+68pipsの利益。
現状は、8/3(木)21時確定の売りシグナルが点灯中。
(画像クリックで拡大できます)
8/4(金)の主な指標
10:30 豪中銀・四半期金融政策報告
15:00 独・6月製造業受注(前月比)
17:30 英・7月建設業PMI
18:00 ユーロ圏・6月小売売上高(前月比/前年比)
21:30 米・7月失業率
21:30 米・7月非農業部門雇用者数
21:30 米・7月労働参加率
21:30 米・7月平均時給(前月比/前年比)
21:30 米・7月週平均労働時間
21:30 加・7月失業率
21:30 加・7月雇用者数変化
23:00 加・7月Ivey購買部協会指数