ドル円の見通し
昨日、米格付け機関が米国債を格下げしたことで円高に。そして、本日13時に日銀が臨時買い入れオペを通告したことで円安となり、143.89円まで上昇した。
現在すでに欧州タイムに入っているが、欧州によくある”東京の動きと反対方向への動き”を示現している。
テクニカル的には誰がみても上昇トレンドは続いており、昨日の記事に示したサポート2の142.20どころからの押し目買いが奏功した。
現状、4時間足で大陰線の包み足で終われば、143.89で円安の流れの終了を告げる”小さなシグナル”となる可能性がある。(執筆時点でまだ残り1時間ある)
日足が141円台で終わると、より強い転換シグナルとなるだろう。
ただ、明日は雇用統計があるので、その結果次第ではひっくり返される可能性はあるのだが。
なので、スイングレベルでは、もう明日8/4(金)の雇用統計と週末の動きはスルーして、来週からの勝負でよいのかもしれない。
もし来週から「8月は円高アノマリー」とリアルチャートの転換が一致すれば、ショートがおいしい相場になる可能性がある。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
7/28(金)25時の買いシグナルは+280pipsの利益。
8/2(水)18時の売りシグナルは▲100pipsの損失。
そして現状は、8/2(水)25時の買いシグナル点灯中。
(画像クリックで拡大できます)
8/3(木)の主な指標
10:30 豪・第2四半期小売売上高/6月貿易収支
10:45 中国・7月Caixinサービス業PMI
15:00 独・6月貿易収支
15:30 スイス・7月消費者物価指数
16:00 トルコ・7月消費者物価指数/生産者物価指数
16:55 独・7月サービス業PMI(確報値)
17:00 ユーロ圏・7月サービス業PMI(確報値)
17:30 英・7月サービス業PMI(確報値)
18:00 ユーロ圏・6月生産者物価指数
20:00 英中銀(BOE)政策金利発表/四半期金融政策報告
20:30 ベイリー・BOE総裁 定例会見
21:30 米・新規失業保険申請件数
22:45 米・7月サービス業PMI(確報値)
23:00 米・7月ISM非製造業景況指数/6月耐久財受注(確報値)
23:30 米・EIA天然ガス貯蔵量