ドル円の見通し
昨日(5/23)はおよそ60pipsの狭い値幅で、日足のローソクは十字線となっている。4時間足では大陽線が「はらみ足」となっており、現在4本の足がはらまれている状態なので、上値138.90、下値138.25のどちらかにブレイクした方に加速するだろう。
米債務上限問題の交渉が難航しているようで株価が下落しているが、いずれ合意に至るだろう。というシナリオは誰もが描くが、マーケットが材料視しているので、「合意に至りそうなニュアンス」が出ればドル円の上昇材料となるだろう。
問題は、債務上限問題により隠れている米中小銀行の金融破綻が、再びマーケットテーマに挙がったときであろう。そのときがドル円の天井かもしれない。
テクニカル的には相変わらず、140円あたりまでの上昇を見込んでいる。
まずは、はらみ足の上値138.90をブレイクすれば、まずは139.50~60あたりまでの上昇を見込む。これは1月安値127.50⇒3月高値137.50のN計算値である。
仮にはらみ足の安値138.25をブレイクした場合は、137円ミドルあたりをバックに再度の上昇、つまり押し目をつけにいくとみる。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
買いシグナル継続中。プラマイゼロ付近をウロチョロ。1時間足だとダイヤモンドフォーメーションにもみえる。どちらにしても煮詰まっている。
5/24(水)の主な指標
11:00 NZ中銀(RBNZ)政策金利発表
12:00 オア・RBNZ総裁 定例会見
15:00 英・4月消費者物価指数/生産者物価指数/小売物価指数
17:00 独・5月IFO企業景況指数
17:00 南ア・4月消費者物価指数
18:30 ベイリー・BOE総裁 講演
22:00 ベイリー・BOE総裁 イベント出席
23:30 米・EIA原油在庫
01:10 ウォラー・FRB理事 イベント出席
02:45 ラガルド・ECB総裁 挨拶
03:00 米・FOMC議事録公表