クレディ・スイスの信用不安で市場が混乱しているが、スイスの最大手銀行UBSによる買収案を現地時間3/19夜までにまとめようとしているようだ。
UBSは10億ドルでの買収額を提案している模様。
ただし、スイス政府による一部負担の肩代わりや、クレディ・スイスの投資銀行部門の扱い(切り離して売却する案が出ている)といった難題を解決する必要がある。
また、UBSはスイス政府に対し、買収案で合意した場合、法的費用の一部や将来的に発生するかもしれない損失の肩代わりを求めている。
関係者によれば、状況はめまぐるしく変化しており、合意に達するかはまだ不透明だという。
もし仮に、3/20朝のアジア市場オープンまでに買収案がまとまれば、リスクオフの円買いの巻き戻し(つまり円安)が起こるだろう。