ドル円の見通し
本日はメジャーSQのためか、日経が400円ほどの下げとなり、ドル円は9時半頃に146.60あたりまで下落した後、現在は147円まで戻している。
日足でみると、9/5(火)の大陽線に6、7、8日のローソクの実体は孕まれたかたちとなっている(ヒゲは若干上に抜けているが)ため、上値148.00ブレイク、下値146.40ブレイクした方に走る可能性がある。
米10年債利回りは最高値4.36%に届く前に反落している。
ドルインデックスは、前回高値104.70をブレイクし、105を超えた後、104.70がサポートになっているか試しにきている感じで、104.70がサポートされることが確認されれば、次の高値105.87を目指す動きとなると考えるのが通常である。
このまま米10年債が反落してくるようであれば、ドル円もドルインデックスも反落する流れが濃厚となってくるが、チャート上からはサポートを試しにいっている(もしくはポジション調整している)だけで、トレンドが転換しそうな兆候は見当たらない。
テクニカル的には、ドル円でいえば、144.50を明確に割れれば148円手前でトップを付けたという最初のシグナルが点灯するが、まだ高値を目指すか、ないし高値圏のもみ合いに終始しそうである。
トレードアイデア
というわけで、ドル円は引き続きキホンは押し目買いである。
本日9時半頃に、9/6(水)に提示した146.40~70のゾーンがサポートとして機能したため、そこをバックに押し目買い。
もしくは、現状は1時間足で引ける下降トレンドラインに抑えられている状況なので、時間経過とともにこの下降トレンドラインを上抜けるか、何かの拍子に上抜けた場合にブレイクアウトのロングもよいだろう。
ただ、9/6の神田財務官の口先介入から上値が重くなっている嫌いがあるため、ロングしてもあまり長くは持ちたくはない。
今日は金曜日だが、仮に146.40を下割れして越週した場合、上述のように孕み足の下ブレイクしたことにもなり、時間足レベルでややチャート形状が変化してくるので、下落加速に注意が必要である。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
9/1(金)からの買いシグナルは、最大で+170pips以上の利益。
現在は9/7(木)22時に確定した売りシグナル中。
(画像クリックで拡大できます)
9/8(金)の主な指標
21:30 カナダ 8月新規雇用者数
21:30 カナダ 8月失業率
21:30 カナダ 4-6月期四半期設備稼働率
23:00 米国 7月卸売売上高(前月比)
28:00 米国 7月消費者信用残高(前月比)