ドル円の見通し
昨日に節目の140円に到達したドル円。140円には巨大オプションがあったため、タッチしてから反落している。
140円より上の目安としては、
フィボ38.2%が140.20
同50%が141.20
同61.8%が142.10
となっている。
オプションをこなして140円を超えていければ、それらの値を試しにいくだろう。
ただし、来週にはFOMC、ECB、日銀が控えている。その結果如何で上にも下にもどうとでもなる相場である。とはいえ、とりあえずFOMC(7/25-26)までは基本は円安の流れで押し目買いだろう。
現状では139.50~139.80で三角持ち合いを形成している。それを上抜けて、かつ140円を突破できるかに注目である。
押し目買いサポートとしては、139.20。
ここまでの145円からの下落→137円からの反発という流れは、過去の記事からも確認いただけるように(プライスレベルはともかく)想定通りではある。そしてここからは、上記のフィボナッチのいずれか(オーバーシュートで143円程度)で戻りの天井を付け、中長期(3ヶ月~半年程度)にわたる下落トレンドを演じるのではないかと思っている。下落波動のセオリー3波動に則れば、127円を割れてもおかしくはない。
仮に138.50をキレイに割れてくると、すでに戻りのピークをつけたかもしれず、早くも下落トレンド再開となる可能性が出てくるので、その場合は要注意である。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
買いシグナル継続中。
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7/20(木)の主な指標
08:50 日・6月通関ベース貿易収支
10:30 豪・6月失業率
15:00 独・6月生産者物価指数
15:00 スイス・6月貿易収支
17:00 ユーロ圏・5月経常収支
20:00 トルコ中銀 政策金利発表
21:00 メキシコ・5月小売売上高
21:30 米・7月フィラデルフィア連銀景況指数/新規失業保険申請件数
23:00 米・6月景気先行指数/中古住宅販売件数
23:30 米・EIA天然ガス貯蔵量