ドル円の見通し
昨日のCPIは、前年同月比が4.9%と5.0%を下回ったことによりドル安となった。昨日の記事で書いた1円幅のサポートゾーン(134.50~133.50)に突っ込んでおり、現在(AM10時)134円フラットどころである。
また、上昇トレンドライン(上昇チャネルの下限)は下抜けた状態で、ちょうど13週MAにタッチしている状況。その下に26週MA(133.70)や、5/4の安値133.50がある。昨日のくりかえしになるが、133.50をクリアブレイクしてくるようだと中期的な見通しが下落に変わってくるだろう。
現在は短期的には戻り売り、中長期的には押し目ゾーン(ないしトレンドの分岐点)というところだろう。
例えば、上昇チャネルの中に戻るまでは戻り売りとして、チャネルに戻るようなら押し目買いか追随買いでやってみたい。もしくは13週MAで反発してくるようなら同じく買いでのっていきたい。
プライスレベルでいえば、134.60~70までは戻り売りで、スキャルで回転させるイメージ。134.70以上にのってくるなら買い転換でみたい。
BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
5/5の買いシグナルは最大で49pipsの利益となった。現状はCPIで下落した5/10(水)21時台で売りシグナルが点灯、22時に確定した。サポートゾーンに入っているのであまり長時間は持ちたくない売りではある。だし、ひと頃よりもボラティリティーが落ちているのであまり欲張らないほうがよさそうだ。
5/11(木)の主な指標
10:30 中国・4月消費者物価指数(前年比)
中国・4月生産者物価指数(前年比)
16:00 トルコ・3月経常収支
20:00 英中銀(BOE)政策金利発表
英中銀金融政策委員会(MPC)議事録-公表
英中銀・四半期金融政策報告
20:30 ベイリー・BOE総裁 定例会見
21:00 シュナーベル・ECB専務理事 会議出席
21:30 米・4月生産者物価指数(前月比/前年比)
米・4月生産者物価指数(コア)(前月比/前年比)
米・新規失業保険申請件数(前週分)
23:15 ウォラー・FRB理事 会議出席
23:30 米・EIA天然ガス貯蔵量(前週比)
23:45 デコス・スペイン中銀総裁 会議出席
02:30 デギンドス・ECB副総裁 討論会出席