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「ポンドどうなる?」は毎週日曜18時頃に更新してます。
直近の相場ですが、米国の10年債の金利が急騰して
一時的に1.6%を超えて、
それが嫌気されてアメ株、日本株が下落、
ドルが買われて為替市場も
全般的にドル高になっている状況です。
足元は10年債の金利は1.4%まで反落してますが、
昨日2/26(金)のNYダウもまた469ドル下げて
2日間で1000ドル以上の下げ。
日経平均は1200円の下げ。
NYダウ、SP500の日足、週足のチャートをみると、
もしかすると調整のタームに入ったかもしれず、
そうすると、よりいっそうドル高に傾いてくる可能性がある。
それらを踏まえて、ポンドの方をみていきましょう。
ポンドドル予想・見通し
ポンドドル週足
先週言っていた1.4~1.4350の壁、
月足レベルのレジスタンス
にぶち当たって、
ドンと入ってドンと押し戻されたような感じ。
一応、月足を確認。
ここは1回じゃ抜けないだろう。
ポンドドル日足
2/24(水)の上髭の長いピンバーっぽいローソクから
下落している。
ちょっと1時間足をみると、
この上昇は東京時間でつけている
東京時間でドルストが100pips以上動くてのは、
しかも月足の壁の中にいる状態で
これは上昇トレンドの「いたちの最後っ屁」か?
トレンドの最後にグワっと伸びることがよくある。
いわゆるセリングクライマックス、バイングクライマックス。
1.2670から続いてきた上昇トレンドは、
1.4240で終わった可能性。
1.2670からエリオット波動をカウント
1.3560からの最終5波は、
その特徴をよく表している。
ここからは
まず、5連騰した起点の
1.3840~1.3860のサポートで反発するかどうか。
このあたりから反発する場合は、
ダブルトップ(下値切り下げのダブルトップ)をつけにいく。
1.3840をあっさり割り込むのであれば、
1.3750あたりまでの下落。
いずれにしても一直線にどんどんサポートを
割り込んでいくかたちにはならないだろう。
通常であればABCの修正3波構成。
最終的にはどこまでの調整になるか?
38.2%の1.3650どころ、
または
5波の起点(4波安値)の1.3560どころが有力か?
もっと大きな視点でみると、
週足にきりかえ、
1.2670の上昇波は、3波の中の1波(3-1)とみる
調整に移行しているとすれば3-2とする
そうすると、次が3-3(サードオブサード)
トレンドフォロワーが絶対乗らなければならない
もっとも伸びるといわれる波動
その後、3-4、3-5と続くが、
最終的な3波動の目標値としては、
1波目が概ね2000pipsだとすると、
3波の標準値としてはその1.618倍なので、
1.2670に3200pipsを足すと、
1.5900あたり。
このあたりが3波の目標値。
ポンドドル1時間足
一気に時間軸を縮めます。
頂点からのいまやっている下落がA波とすると、
A波の中も5波構成になる。
今のもみ合いが4波だとすると、
次の5波の下落がやはり、
1.3840~60のサポートを突破するのかどうか?
ここで下げ止まると、B波の戻りに移行。
大衆心理的には押し目買い意欲。
左側のような底打ちの形になれば短期的に買っていく。
1.3980のサンドイッチラインを越えてくれば、
1.4100あたりまでの戻り。
しかし、B波の戻りは1.4100近辺で頭打ちとなり、
C波の下落へ。
ポンド円 予想 見通し
ポンド円週足
恐れ入りました!!
ポンドドル強×ドル円もやや強い=ポンド円はかなり強い
週足の連続陽線記録更新
11週連続陽線達成!
だけども、
週足レベルの壁があるので
ここは1回では抜けないだろうとしていたが、
ザラバで150円を突破したが、
押し戻されて長い上髭を引いたかたち。
150円という大きな心理的節目というのもある。
ポンドルと同じようにエリオット波動をカウントしてみると、
1波が1870pipsでその1.618倍はちょうど約3000pips程度。
3波の起点133.00から図ると、
163円どころが長期的なターゲット。
とりあえず、今週の高値150.40が3-1の頂点だとすると、
38.2%の143.80~上昇が加速した142.70あたりまで調整してもノーマル。
ポンド円日足
非常に判断がしにくい。
ポンド円1時間足
基本的にはポンドドルと同じく、
一旦頭打ちで、調整に移行すると思うが、
一方でドル円の強さも目立ってきているので
ポンドドルとの綱引きで、なかなかやりにくい状況。
直近は大陽線のはらみが続いているので、
はらみ足の高安を抜いた方についていくのがセオリー。
だが、上も下もビミョー。
上も売り圧力が強そう。
かといって下も、
147.30割れで売りが加速するような感じでもない。
ポンド円には手を出さず、
ポンドドル一択にするか、
150円近辺まで上がってきたら売りたたいてみる?
または149円どころで頭打ち感が漂うなら売ってみる。
シーズナルチャート
2月の下落を警戒していたが、
まったくもって逆の動き。
3月は前半で下落してから
もみあって4月から上昇というパターン。
IMMポジション
2/23(火)が最新
ロング +68266 60269 60513
ショート -37288 38102 39395
ネットロング +30978 22167 21118
ポンドとしては、
どっちかに10万枚偏ると転換することが多いが、
直近2020年ではロング7万枚、ネットロング3万枚あたりで転換している。
まとめ
ポンドドル、ポンド円ともに、
月足・週足レベルの壁にぶちあたっている状況。
上昇トレンドからの調整に移行する可能性。
冒頭にいったように、株が調整に入ってくると、
リスクオフのドル買いで、特にドルストは調整波動に入ってくる。
というのも調整の根拠を強化する。
ただし、B波の見せかけの回復で、
高値近辺まで戻す動きもありえる(特にポンド円)ので、
今のレベルから思い込みで売らない。