ドル円の見通し
ポイントが重なる価格帯、オシレーターレベルなどから反転が近いとしていたドル円だが、7/14(金)の日足が”下ヒゲの長い大陽線包み足”となったため、まずは反転の第1シグナルが点灯した。7/14の記事で書いたようにできれば139円以上で越週すればより反転色が濃くなったが、138円台での終値となった。
ということは、まだ戻り売りの圧力が強いため、138.30~40より下で日足が終わるようだと、ダブルボトムをつけるかたちで再度の下値模索となるリスクがある。
戻り売り勢があきらめるのは、139.70以上に上昇してからだろう。
では、この145円からの円高トレンドが一旦終わったとして、戻りの円安の目安はどこまでだろうか?
単純に高安でフィボナッチを引いてみれば、50%戻りが141.16、61.8%戻りが142.08である。つまり、141~142円あたりが戻りの目安というところだ。それを超えても143円が限界だろう。
その一旦の円安戻りを経て、中長期的には130円割れを目指すことになるのではないかとみている。
BondoFXオリジナルシグナルツール BondoSignal(ボンドシグナル)1時間足チャート
7/6(木)に点灯した売りシグナルは、最大で+670pipsの利益となった。スイングレベルのBondoSignalの真骨頂。そして、ようやく7/14(金)20時に買いシグナルが確定した。
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7/17(月)の主な指標
※東京休場
11:00 中国・第2四半期GDP/6月小売売上高/鉱工業生産
17:15 ラガルド・ECB総裁 挨拶
17:30 レーン・ECB専務理事 討論会出席
21:30 米・7月NY連銀製造業景気指数